オフライン地図について

今度海外に行くのだけど、地図を見られると見られないとでは安心感が段違いなので調べてみている。パケ死は勘弁なのであらかじめ地図データを放り込んでおけるとよい。
前にjailbreakした時点では多分App Storeにはオフラインをサポートしたやつはなくて(あまり自信ない)、jailbreakするとxGPSというのがあった。地図をピンチイン/ピンチアウトできなかったりして操作感がわりと悲しい感じなのだが。
改めて調べるとjailbreakで使えるのにもう一つofflinemapsというのがあるらしいと知り、これはデフォルトのマップのキャッシュを差し替えられるというので操作感が良さそうに見え、いろいろ試したがうまくいかなかった。どうも本家のコメントのやりとり*1を見るとキャッシュファイルの構造がiOS5では変わってしまい、また開発者はiPhone 4Sに買い替えていて脱獄できないので開発も現状止まっているようだ。
最近(非jailbreakの)AppStoreにGalileo Offline Mapsというのが出ていて、アドオンを買うとオフライン地図機能が使えてこれが悪くないらしいので試してみようと思う(まだ試してない)。
http://d.hatena.ne.jp/eamazone/20110314/1300085541 を見ながらやったらできたのでとりあえず旅行で使ってみる。ただしMobile Atlas Creatorは最新版ではなくhttp://galileo-app.com/blog/import-offline-maps-guide.html のリンクからもらってくること。2012/02/15時点では18までズームレベルを上げてやるのがよさそうだ。あんまり広範囲をダウンロードしようとせず必要なところを小分けにダウンロードすべし。6都市分をダウンロードして全450MB、ダウンロード時間は10分程度だった。Settingの一番右で同時ダウンロード数を15にしたのでだいぶダウンロード時間が短くなっているかもしれない。ただしMSのMaps/Earth Hybridでやってみるとさすがにデータ量が大きく1.75G程度、30分程度となった。

あとGPS機能について。
iPhoneGPS機能は通信無しで使えるかどうか、についてぐぐるとわりと情報が錯綜しているのだけど、結論から言えば(GPS衛星とのものを除く)通信がなくともGPSは使えるようだ。iPhoneGPSはA-GPSといわれるもので、単にGPS衛星からの信号を受けるだけではなく携帯基地局とかWifiの信号の情報を補助的に使うことで測位を素早くできるというものらしい。要はGPSからの信号しかないと測位が遅くなるだけでできないわけではないと。ソースとしては実験方法とかiPhone本体に搭載されているチップ名が http://www.edepot.com/iphone.html#iPhone_A-GPS にあがっている。
あとうちにはiPhone 4の他にiPad 2wifiモデルがあるので、後者の大きい画面で現在地を見られると良いなーと思ったのだけどそういえばWifiモデルにはGPSが内蔵されていないのだった、残念。