美しき策謀が面白い

おととい買ってきたHacking-美しき策謀-脆弱性攻撃の理論と実際というのが激しく面白い。何が面白いってプログラムが実行されるときコンピューターの中で何が起こっているのかが実例(ソースコード)を交えつつ解説してあるのだ。ブラックボックスがまた一つ崩れ去る快感。ここまで震える本は久しぶりだ。立ち読みしていてあまりにテンションが上がったのでそのままレジに持っていく時自分が挙動不審じゃないかかなり心配だった。というわけで読み進めつついろいろ試している。
colinuxという仮想環境であるせいなのか、それともlinuxが本で使っているGentooではなくFedoraを使っているからなのか、結構本と挙動が違う。環境変数のメモリアドレスがプログラムを実行する度違うんですけど。ローカル変数は毎回メモリアドレスが同じみたいだけど、メモリに確保する順番が本と逆になってて、後に宣言した変数の方がメモリ上で先の位置に格納される。とか。
その中で使ってるpcalc(コマンドライン計算機)がなぜかインストールできないのでここを見てrubyの電卓を作ろうとするもシェルスクリプトで関数を使ったことがないので要領がよくわからずうまくいかず。
Linux で科学しよう!*1でいろいろ電卓を見たけど似たようなものは見つからず。とりあえずWindowsの電卓で代用してる。
あとemacsのshellって履歴が矢印キーで入力できなくて不便だなーと思ってたけどM-pとM-nで出せるのね。キーバインドは確認してみるもんだ。

*1:しかしこのページのChemtool(分子構造図を描いてTeXなどの形式で出力できる)とか便利そう。要チェック。