授業メモ:情報認知科学

思考の文脈依存性、敏感性

  • 統計的、確率的推論

P(B):事象Bが発生する確率(事前確率、prior probability)
P(B|A):事象Aが起きたうえで、事象Bが発生する確率(事後確率、posterior -)
として、P(A)>0のもとで
P(B|A)=\frac{P(A|B)P(B)}{P(A)}
がなりたつ。

    • 確率的推論
      • 乳がん問題、タクシー問題、診断問題

陽性と出たとき、本当に乳がんである可能性は実は高くない(擬陽性)。
直観が理論的計算(実際)に反する。

    • 人間の確率推論の形式
      • 生物は時系列的な情報の生起を符号化して、頻度情報を更新する。

確率でなく頻度のフォーマットで出題されると正答しやすい

行為をする前提として「許可」が必要
これを使うと正答率が上がる

  • 進化と推論
    • 人間の認知の進化的性質:領域固有な知識システム
      • 生物的知能(食物摂取など、体に悪いものを食べないよう学習)
      • 物理的・空間的知能

狩などに必要。渡り鳥、ウナギなども持っている

      • 社会的知能

社会的上下関係など?