VMPlayerのインストールと仮想イメージの作成

便利だと勧められたのでVMPlayerというのを入れてみた。まだ中身のOSのインストールはしてないが、とりあえずKNOPPIXのライブCDがWindows上で動くのは面白い。

起動用/インストールのCDがある状況を想定。isoイメージを使う場合は参考urlを参照。

まずhttp://www.vmware.com/download/player/からVMPlayer本体をダウンロード、指示に従ってインストールする。

仮想ディスクドライブを作成するためにはQEMUというのに同梱されたツールを使う。
http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/
の左上あたりからWindows版のQEMUをダウンロードしてくる。目当ては中のqemu-img.exe。

qemu-img create -f vmdk [適当なイメージ名].vmdk [容量]G

で作成できる。僕はとりあえず10Gで作成した。ちなみにこの容量は仮想マシンから見たサイズであって、Windows上のサイズは(作成直後の空っぽ状態では)もっと小さい。

.vmxという拡張子で以下の設定ファイルを作成する。

#!/usr/bin/vmware

config.version = "8"

virtualHW.version = "4"

memsize = "256"

ide0:0.present = "TRUE"

ide0:0.fileName = "仮想マシン.vmdk"

ide1:0.present = "TRUE"

ide1:0.fileName = "auto detect"

ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

floppy0.fileName = "/dev/fd0"

ethernet0.present = "TRUE"

usb.present = "TRUE"

sound.present = "TRUE"

sound.virtualDev = "es1371"

displayuName = "Test Machine"

guestOS = "otherlinux"

scsi0:0.redo = ""

ethernet0.addressType = "generated"

displayName = "表示名"

checkpoint.vmState = "test.vmss"

ide0:0.redo = ""

これでVMPlayerを起動し、この設定ファイルを開けば仮想マシンが立ち上がる。
起動直後にF2キーを押してBIOSのセットアップ画面へ。失敗した場合は上の方の「VMware Player」メニュー内「トラブルシューティング」からリブートできる。

「Boot」メニューを選んでCDドライブを選択、+キー*1を押して起動優先順位の先頭に持ってくる。F10で設定を保存する。

あとはドライブにディスクを入れてリブートすればよい。

参考:http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0606/20/news036.html

*1:テンキーの方じゃないと反応しない